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法学部生の標本箱

ド文系が行く金山・砂金産地巡り

砂金採取記録 丹波川流域①

5月〜7月にかけ数度に渡り丹波山村周辺を調査した。丹波川中流の河岸段丘上に広がる丹波山村の外れ、グリーンロードと名付けられた遊歩道沿いには戦国期から江戸時代にかけて、旧河床の岩盤上に集積した砂金を採掘した所謂「柴金」の採取遺跡が複数存在する。主な採取地点はこの遺跡の一角である源太川遺跡周辺の堆積地。

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自分の拙いパンニング技術でも2,3時間程度で十分な数のサンプルを得ることが出来たことからも、丹波山金山遺跡の優秀さが伺える。写真では判別し難いが、ある程度摩耗し球状を示す砂金粒が多い一方で幾つかの粒には結晶の名残が見られることから、供給地が一か所に限られず複数存在することが示唆される。

主な供給地は舟越、黒川、竜喰、牛王院平などの各金山と思われる。

丹波川周囲の幾つかの沢でも採取を試みたが然したる成果は無し。舟越金山直下の沢は行程中に滑落したため未調査である。